映画「恋い焦れ歌え」

 

映画「恋い焦れ歌え」の感想を書いて行きたいと思います。

重要なネタバレは含みませんが、作品未視聴の方はご注意ください。

 

 

 

キャストについて

稲葉友さん

ある出来事により大きなトラウマを抱えながら生きることになる主人公・仁を稲葉友さんが演じました。仁は、心の傷をえぐられるように謎の人物KAIに振り回されるというかなり難しい役ですが、稲葉さんの独特の雰囲気がありつつも人間味のあるキャラクターとして演じられていてすばらしかったです。

私自身は、「HIGH&LOW」シリーズやその他の作品の脇役で、よく稲葉さんを見ていたのですが、主演作を見るのは初めてだったのでとても新鮮でよかったです!

 

 

遠藤健慎さん

トラウマを抱える仁の前に突然現れ、彼を振り回す謎の人物KAIを遠藤健慎さんが演じました。とにかくであり、つかみどころのなさがポイントのキャラクターです。仁よりもはるかに若いはずなのに、この世の残酷さを知っていて、それに対する諦めさえ感じてしまうようなKAIを見事に演じられていて感動しました。

出演作品数はまだ少ない遠藤さんですが、私の中でこれからがとても楽しみな俳優さんの一人になりました!

 

 

さとうほなみさん

ある日を境に様子がおかしくなった夫・仁を不審に思いながらも、仁を理解し、寄り添おうとする妻・仁美をさとうほなみさんが演じました。仁と仁美のシーンは、とにかく空気感が絶妙で、本当の家庭をのぞき見しているんじゃないかと思ってしまうようなリアルさが印象的でした。

さとうさんは、バンド・ゲスの極み乙女のドラマーでありながら、最近では数々の話題作に出演されている女優さんです。

 

 

 

作品について

原作・監督・脚本を熊坂出さんが担当されていますが、かなり重く苦しいBL作品となっています。

ある日現れた謎の人物KAIに振り回され、トラウマと共にもがき苦しみながら過ごす仁。KAIは一体何者なのか?そして二人の向かう先に待ち受けるものは?

作品自体の雰囲気音楽描写独特でありながらも引き込まれ、彼らの向かう先から目が離せなくなります。

 

 

 

まとめ

今回は、映画「恋い焦れ歌え」を私の感想とともにご紹介しました。

現在U-NEXTで配信中ですので、ぜひご視聴ください。

 

 

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